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高宇連 第11回研究会のお知らせ
「多波長で探る高エネルギー現象」
21世紀最初の10年が早くも過ぎ、多くの高エネルギー天文衛星が大量の観測データを生みだしつつある現在、
それらの高エネルギー天体の正体を解明していくためには、電波からガンマ線に至る多波長のアプローチが
不可欠であることは疑いがありません。しかし、一人の研究者にとって、多波長に渡る複雑な観測装置を使いこなすことは
容易ではありません。観測データの量と質が飛躍的に向上した今こそ、宇宙における高エネルギー現象の謎を解くために、
波長横断的な観測家間のコミュニケーションと理論的考察がますます重要になってきていると思われます。
そこで、今回の高宇連研究会では「多波長で探る高エネルギー現象」をテーマとし、宇宙における各階層において、
多波長によるアプローチで今まで何が明らかになってきたかを振り返り、今後、高エネルギーからのアプローチで
何を明らかにできるかを探っていきます。恒星から宇宙論まで、8つの階層を選び、それぞれについて
多波長にわたる観測や理論の専門家に基調講演を行って頂くとともに、一般講演とポスター発表を行います。
案内
海老沢 研(宇宙研;代表)、片岡 淳(早稲田大)、上田 佳宏(京都大)、深沢 泰司(広島大)
LOC:
片岡 淳(早稲田大;代表)、 中森 健之(早稲田大)、田村 隆幸(宇宙研)
研究会問合せ先:kouurensympo2010 AT c-soda.isas.jaxa.jp
高宇連事務局: JAXA/ISAS 田村隆幸
Last Modified: 2011-04-14
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