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第21回高宇連研究会「今後の高宇連宇宙科学ミッション推進へ向けて」+「高宇連博士論文発表会」
日程:2022年3月9日(水)〜11日(金)
会場:大阪大学豊中キャンパス南部ホール + Zoom
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[03/21追記] おかげさまで会場で31-37名、zoomで79-116名の参加をいただき、充実した発表と議論をいただき、密度の高い情報共有ができたと思います。この成果を生かして、さらに良い高宇連にできると良いと思います。
なお、講演スライドについては、参加者限定で研究会資料公開ページで公開しています(要ID・パスワード。問い合わせはSOC中澤まで)。
同時に開催された高宇連タウンミーティングおよび総会については、高宇連限定ページ(3/10-11 タウンミーティング)で公開しています(こちらも要ID・パスワードで高宇連会員限定。問い合わせは高宇連事務局まで)。両者のID・パスワードは違います。
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[研究会概要・お知らせ]
一般講演に加え、以下のトピックがあります。
3/9(水) 13:00-18:00 博士論文発表会
3/10(木) 09:30-17:05 研究会
     17:20-18:05 高宇連タウンミーティング(その1)*
3/11(金) 09:30-12:00 研究会
     13:00-17:00 高宇連タウンミーティング(その2)+高宇連総会*
*この2つのセッションは、高宇連関係者用に回覧される、研究会とは別のzoomで開催予定です。別途情報を展開します。
とくに今回の総会では会則の改定を行いますので、 決議に必要な定足数に達する必要があります。
高宇連会員の方で参加できない場合は、委任状を提出して下さい。

会場の無線LANとしては eduroam があります。
他に無線LANは来ていませんので、ご自身で用意して頂くようお願い致します。

[博士論文発表会]
優れた講演に対しては、高宇連より博士論文賞として表彰する予定です。 (-->中村悠哉さんが受賞されました。おめでとうございます。 写真)

[プログラム]
--- 発表・質疑応答の時間 ---
30 min = talk 25 min + discussion 5 min
25 min = talk 20 min + discussion 5 min
20 min = talk 15 min + discussion 5 min
15 min = talk 12 min + discussion 3 min

3/9(水)
---高宇連博士論文発表会 (発表25分 + 質疑応答5分)---
13:00-13:30 山田智史 Comprehensive Multiwavelength Studies of Local Ultra-/Luminous Infrared Galaxies and Implications on the Mechanism of Supermassive Black Hole-Galaxy Coevolution (博士論文発表)
13:30-14:00 砂田裕志 多波長観測による活動銀河核ジェットからホットスポットへのエネルギー注入の研究 (博士論文発表)
14:00-14:30 Wang Sili Transition luminosities of galactic black holes based on Swift/XRT and NICER/XIT observations (博士論文発表)
14:45-15:15 内田和海 X線観測による連星中の強磁場中性子星への星風降着に関する研究 (博士論文発表)
15:15-15:45 河合広樹 Multiwavelength Study of Stellar Energetic Flares (博士論文発表)
15:45-16:15 中村悠哉 エマルション望遠鏡によるガンマ線天体の高解像度撮像 (博士論文発表)
16:30-17:00 早川亮大 超新星残骸W50の東側ホットスポットの詳細な観測と超伝導X線検出器の宇宙利用に向けた実証的研究 (博士論文発表)
17:00-17:30 春日知明 超新星残骸のX線観測による爆発噴出物の研究 (博士論文発表)
17:30-17:45 審査結果集計
17:45-18:00 優秀賞 結果発表

3/10(木)
---高宇連の宇宙科学ミッションの推進へむけて---
09:30-09:50 鶴剛 (京大) 挨拶
09:50-10:20 國中均 (ISAS/JAXA) 今後の宇宙科学の未来 (招待講演)
10:20-10:50 佐藤英一 (ISAS/JAXA) 宇宙科学プログラムの進め方 (招待講演)
10:50-11:15 田代信 (埼玉大、ISAS/JAXA) XRISMの課題と未来 (招待講演)
11:15-11:40 谷津陽一 (東工大) 超小型の課題 (招待講演)
11:40-12:00 松本浩典 (阪大) Athena (招待講演)
12:00 集合写真 写真1 写真2
---US Decadal 2030+光赤外セッション---
13:40-14:05 山田亨 (ISAS/JAXA) TBR US Decadal (招待講演)
14:05-14:30 大内正己 (NAOJ/東大) 光赤天連の将来計画と次世代衛星ミッションに関する議論の現状 (招待講演)
14:30-14:45 臼田知史 (国立天文台TMTプロジェクト) TMT計画の現状
---高宇連の近未来の大型の宇宙科学ミッション---
15:00-15:20 森浩二 (宮崎大) FORCE (招待講演)
15:20-15:40 坂本貴紀 (青学) HiZ-GUNDAM (招待講演)
15:40-16:00 成影典之 (NAOJ) PhoENiX (招待講演)
16:00-16:20 佐藤浩介 (埼玉大) Super-DIOS (招待講演)
---2020年代の超小型/気球/国際共同ミッション---
16:20-16:35 高橋弘充 (広大) 硬X線偏光観測XL-Calibur気球実験の2022年フライト準備状況
16:35-16:50 郡司修一 (山形大) X線偏光観測衛星IXPEの現状
16:50-17:05 高田淳史 (京大) SMILEによる系内拡散MeVガンマ線放射起源の探索
---(高宇連会員のみ)高宇連タウンミーティング(1)---
17:20-18:00 吉田哲也 (ISAS/JAXA) コミュニティと宇宙研が共に宇宙物理ミッションを進める上での課題 (招待講演)

3/11(金)
---未来を支える装置開発---
09:30-09:45 粟木久光 (愛媛大) CFRP反射鏡の開発の現状(仮題)
09:45-10:00 三石郁之 (名大) 汎用 X 線光学系で切り拓く宙と地の科学
10:00-10:15   (連続)   汎用超薄膜素子で切り拓く宙と地の科学
10:15-10:30 野田博文 (阪大) X線干渉計に向けTESを応用する高位置精度X線センサーの開発
10:30-10:45 深沢泰司 (広大) MeVガンマ線観測計画の状況
---先端のサイエンス成果---
11:00-11:15 岩切渉 (中央大) MAXI-NICER連携観測の現状
11:15-11:30 勝田哲 (埼玉大) X線天文衛星を用いた地球超高層大気および太陽コロナの観測的研究
11:30-11:45 牧島一夫 (理研) 観測から見えて来たマグネター内部磁場の進化
11:45-12:00 大城勇憲 (東大) Ia型超新星残骸のX線観測で明らかにする親星の多様性
---(高宇連会員のみ)高宇連タウンミーティング(2)+総会---
13:00-13:30 玉川徹(理研),鶴剛(京大) MP2023TF報告
13:30-14:00 中澤知洋(名大),内田裕之(京大),野田博文(阪大) 将来計画委員会報告+若手部会報告
14:00-14:30 米徳大輔(金沢大) 公募型小型の課題:高宇連へのメッセージ
14:45-15:30 上野宗孝(JAXA) GDIについて
15:30-16:15 森浩二(宮崎大) FORCEに関する議論
16:15-17:00 鶴剛(京大)+次期運営委員長 規約変更+高宇連この1年\&次の1年


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<SOC/LOC> 高エネルギー宇宙物理連絡会、大阪大学大学院理学研究科共催
高宇連運営委員・将来計画検討委員
SOC lead 名大 中澤知洋
LOC lead 阪大 松本浩典